日和佐 小磯の高バエ

(2005年10月22日)

久しぶりの日和佐の磯。前回とは違いかなり肌寒い。

沖に見える牟岐大島。今日は大勢の人でにぎわってるに違いない。

波が高い?

伊島へ釣行予定が、県釣り連盟の大会が先週から延び、この土日にあるとのことで、急きょ日和佐に変更した。
考えてみれば、今年はまだ1回も日和佐へは釣行していない。今回はM師匠とN氏、K氏、それにH氏と5人で
行くことになった。
秋磯本番に入り、客もかなり多い。私らも入れて約20人ぐらいは渡船に乗っているようだ。
朝6時ころ出船して沖に出ると、なぜか波が高い。沖向きは使えるところが少ないので波の陰になる所しか
竿を出せない。
M・N・K氏は『首切れ』という恐ろしい名前の磯に上がり、H氏と私はちょうど去年の今頃に上がった『小磯の高バエ』
に上がることにした。ここはアイゴをはじめグレ、チヌなど荒れた日にはよい実績がある。
H氏は今日が日和佐デビューということで、もう少しましなところに上がりたかったが、この波じゃ仕方ない。
この磯は奥まったところにあり、潮通しもよくないので、グレよりも、アイゴ、チヌの方が期待が出来る。
とりあえずアイゴ狙いではじめることにした。
H氏は、昨日仕入れたハゲ用の仕掛けを試してみるとのことで、ハゲ狙いからはじめることに。


コロダイ登場!

まず、ウキはBで、ハリス1.75号2ヒロからはじめる。仕掛けを投入し、潮の流れを見てみるが、ウキが動かない。
やはり潮はあまり動いていないようだ。
竿2本ぐらい前に仕掛けを入れると、ゆっくり左に動いている。しばらく流すが、エサは付いたまま。反応はない。
ウキ下を竿1本まで落とし、再度流すとじわっとウキが沈み、途中で止まる。あたりか?と思ったら浮いてきてしまった。
仕掛けをあげると、やはりエサはない。何かいるようだ。
エサを撒き、再度同じ所へ仕掛けを投入すると、ウキがものすごいスピードで見えなくなった!
すかさずあわせて見ると、すごい力で底へ走る!!
アイゴかな?でも、あまり竿を叩かないし・・・なんやろ?・しかしめちゃくちゃ引くなぁこの魚。
何度も突っ込むのを竿の弾力でかわし、上がってきたのはなんと40p近くはありそうなコロダイ♪
私自身、コロダイは初めてなのでうれしい(^_^)v

           
                       初めてのコロダイ。38p♪

これで何とかおかずはキープできた。後は本命のアイゴを釣らねば。。
この後、エサはとられるものの反応がない。あっちこっち仕掛けを入れるがエサが取られたり取られなかったり。
この水温の高い時期にエサが残りエサ取りも見えないなんて・・・
釣れない時間だけが過ぎ、なんかいや〜な感じだなぁ・・・と思ってたら、前で何かが跳ねた?
どうも青物がいるようで、何かが魚を追いかけてるようだ。
仕掛けを沖に投入して、少し引いてみると・・・ヒット!!
いきなり横走り!水面を右に左に走りまくる!!
なんやろ?サバ?ハマチ?あっ!カツオじゃ!
久しぶりの登場、磯のカツオ君です。

              
                          磯のカツオ君。37p

このときだけ寄ってきたのか、この後立て続けに2本釣ってあたりがなくなった。


最後にチヌ

またまた釣れない時間が長〜くつづき、今日はもうダメかなと言うムードになってきた。
気分を変えて、右側のサラシの切れ目に仕掛けを投入してみる。
仕掛けも08のウキに変え、ウキ下竿1本半。
それまでエサが残ってたのに、急にエサが取られはじめた。
何回か同じ所に流すとウキがすーっと入っていく。
見えなくなったところで、大きくあわせて見ると、乗ったー!!
重みのある引きで、ゴンゴンと竿に来る感じ。
アイゴかな?でもあまり引かない・・・水面に白いものが光った。
あら?チヌや!少し小ぶりながらチヌが上がってきた♪

            
                    喰い渋る中登場!チヌ君36p

この後同じところでアジの20p級が3本、フエフキダイの25p級が釣れ、あたりがなくなった。
2時半頃、迎えの渡船が来て釣行終了。
H氏も、ハゲにカツオにと何とかおかずはキープ。
しかし、肝心のグレ、アイゴは出ず終いで今ひとつだった。

M氏ら3人はアイゴにイサキにカツオ、コロダイとやっぱりいろんな魚を釣っていた。
でも、やはり潮がよくないのかグレは1匹も出なかったとのこと。
今度は荒れてない日に釣行したいものです。


                       本日の釣果  

           
        コロダイ38p・カツオ35〜37p3本(1本お裾分け)チヌ36p・20p級アジ3枚