BANDOロケ村 歓喜の郷

勝浦川南岸を勝浦方面へ走っていると飯谷町で『朝立彦神社』の看板が見えてきます。
看板にそって右折し、潜水橋を渡るとこの看板があります。



この看板を見て左方向に山へ登る細い道は続きます。

道なりに山頂付近まで登ると見落としそうな看板があり、そこからは徒歩で神社まで向かいます。


看板には徒歩10分と書いてありますがかなり急な坂道だし、20分ぐらいかかりました。



途中、水飲み場という看板があり、湧き水が出ているところがあります。



道中はかなり険しく、獣道のような急な坂道を上っていきます。
それでも周りの草などは綺麗に刈られ歩きやすくはなっています。



息も上がり、ヘトヘトになった頃やっと鳥居が見えてきます。



かなり古そうで小さな社です。
こんな山の中までよく資材を運んでこれたなぁと感心しました。
『小竹の神踊り』というお祭りが8月にあるそうです。




お亀の池という看板に従っていくとここに出てきました。
中央付近の石積みがどうやらそれのようです。
看板がありますが、文字が消えて読めません。

水は確認できませんでしたが、これが案内にあった『年中水の涸れる事のない池』のようです。
満潮時には水が外に溢れるというふうに言われていたそうです。



展望台からの眺めです。
これほど見渡せるとは思いもしませんでした。
遠くは和歌山まで見渡せます。



うっすらですが、鳴門大橋も見えました!



疲れるはずです。
車を止めたところがあんなに小さく見えます。
中央の民家付近に止めた黒いのがそれです。



帰りはまた急な坂ですから足腰がヘロヘロになります。
10分と書いてたので楽ちんと思いましたが、大きな間違いでした。




場所:徳島県徳島市飯谷町小竹

標高700メートルに位置し、神社の前の馬場からは、すばらしい眺望が広がる。
東山渓県立自然公園にあり、この地方の祈雨の神として霊験あらたかな社である。

由緒 延喜式内小社。もと護王権現と称したが、明治四年朝立彦神社と改称す。
境内に「お亀の池」と称する二尺余の岩穴があり、年中水が涸れない。
この地方の祈雨の神として霊験あらたかな社である。
「阿波志」には、「和多津見豊玉彦命を祭る。飯谷村に在り、俗に権現と云う」とのべ、
「寛保改神社帳」には「飯谷村護王大権現 別当飯谷村醍醐寺」と記している。
=境内案内板から