室戸 フタツバエの下

■歴史ある石積みの保存

この高開地区は山の斜面に耕地を造るため昔から伝わる石積みで石垣を造っています。
段々に造られた石垣が山の斜面を空に向かい階段のように見える様はすばらしい景観です!
文化庁の「文化的景観」重要地域にも選定されています。


このすばらしい景観と石積みの技を残そうとがんばっているのが石積みの達人、高開文雄さんです。
石積みの作業は主に学生さんなどのボランティアによって支えられています。
高開さんの指導の元、石積みの技を教わろうという大学生や一般の人があつまり、崩れかけている所を修復してこの景観を守っているそうです。


これは2001年にイギリスから石積みの技を教わりに来たグループの物だそうです。


ここでは台風時、南から吹いてくる風がすごく強いそうです。
その風を防ぐのがこの防風垣です。
こういう石で積まれた石垣の塀は他にはなく、大変珍しいとのことです。



修復を重ね今日まで今の姿を残してきた石積み。
高開さんをはじめ、この地区の住民の皆さんの苦労が伺えます。
・・と言ってもこの地区はほとんどが高開さんという名字だとか。




■石積みのライトアップ

夏と冬にこの石積みはライトアップされ、幻想的な姿となります。
2006年12月16日に撮った写真を紹介します。
























高開の石積みのお問い合わせ先は
美郷ホタル館 徳島県吉野川市美郷字宗田82-1
            TEL:0883-43-2888






場所:吉野川市美郷字大神